キャバ嬢がお店を円満に退店する方法(退店マニュアル )

「辞める時は1ヶ月前に申告してくださいね。それが出来なければ最後のお給料を大幅にカットします。」

キャバクラのほとんどのお店がこのシステムです

お店側は「ルールを破った子に最後のお給料を払いたくない。」

女の子側は「働いた分のお給料は欲しい。」

噛み合わないまま平行線をたどって、納得いかないと労働基準監督署(労基)に行って相談することになります。

お店とキャバ嬢の関係は雇用契約じゃなく

業務委託契約。キャバ嬢は個人事業主でお店は取引先となります。

これを理解したうえで労基に相談する。

それでも平行線をたどると民事訴訟に発展することもあります。

労基に頼らずこちら側でお店に圧力をかけて、やりすぎるとお店から刑事告訴されることもあります。

もうね、見て分かるように全部めんどくさいですよね?労基に行くとか、裁判するとか刑事告訴されるとか

かと言って泣き寝入りするのも納得いかない

じゃあどうすれば良いのか?

そもそも給料トラブルにならないような動きをして夜のルールを守ることです。

法律やお昼の一般企業の常識など

いったん頭から切り離して読んでください

退店の伝え方

【お昼の都合で辞める時の伝え方】

『お昼の仕事が忙しくなってきて夜を辞めて

お昼1本にしようと思っています。

退店の申告は1ヶ月前と聞いてたので

今日が7/17なので締日が20日なので8/20で考えていますがどうでしょうか?

退店日はどうすればいいでしょうか?

今まで良くしてもらってお世話になったので最後まで頑張ろうと思っています。』

伝え方のポイント

①まずは退店する理由を伝える

②退店は1ヶ月前申告なので1ヶ月以上先の希望の退店日を提案する。決めるのではなく提案

(自分の都合で7月末で退店したいなど絶対に言わない)

③あくまで退店日を決めるのはお店なのでお店に退店日を決めてもらう。

(お店が7月末までと言うならそれに従う、辞めようとしてる子を置いとけないから本日付けで退店と言われるケースもある。この場合の退店日はお店都合なのでお給料は基本的には丸々支給される。)

④お店に不満があって退店する場合だったとしても、今までお店からお給料を貰い続けてお世話になってきたことは事実なので感謝の気持ちを忘れない。

最後までお店に貢献する意思を伝える。

考え方

夜の世界は給料トラブルが多く、特に最後のお給料をほとんどもらえなかった、という話しを聞くことがあります。

実際に辞める子にまともな給料なんか払わない、というスタンスのお店も、なかにはあるかもしれません。

ただし退店の伝え方や辞めるまでの立ち回り方、パフォーマンスが悪いからまともにもらえないという人も多いと思います。

入店時のパフォーマンスは採用をもらって良い条件で働くためです。

退店時のパフォーマンスは最後のお給料をちゃんと貰って気持ちよく円満に辞めるためです。

退店時も入店時と同様に気合いを入れて脇をしめて挑まないといけません。

ちなみに在籍期間が長くナンバー入りしてたようなキャストさんは給料トラブルにはならない可能性が高い。

在籍1年未満で売上が平均以下だと給料トラブルになる可能性が高いです。

お店もそこは区別することが多いです。

退店日までの立ち回り方

上記の内容を全て理解したとしても大幅にお給料をカットされる可能性はまだあります。

退店日までの立ち回りかたです。

お店への不満がたまりすぎて退店しようとしてる人は要注意です。

お店への不満がたまってるキャストは退店日までにお客様や他キャストに辞めることやお店の悪口を言います。

そして一緒に辞めようと提案して移籍するお店へ連れて行こうとします。

複数人を引き連れて退店されることをお店は恐れています

要注意人物に認定されると最後のお給料は大幅にカットされる可能性が高いです。

元々黒服をやってたから分かるんですが

「あの子が更衣室でこんなこと言ってたよ〜」

という情報が入ってきます。すぐにバレます。

送りの車内

送りの車でキャスト同士でお店の悪口を言うと情報が漏れることがある。

ドライバーさんがオーナーや代表の直の知り合いかもしれないし、そこのお店の元黒服がドライバーをしてることもあります。

「何かうちの店のネガティブな会話をしてるキャストがいたら報告あげてくださいね」

とお店側からドライバーに伝えてるケースもあります。

ドライバーさん経由で要注意人物に認定れるケースもあります。

要注意人物に対してお店は最後のお給料を大幅にカットする確率が上がります。

退店するまではあまり人を信用せずに脇をしめて慎重に立ち回るのがいいです。

飛ぶ鳥跡を濁さず

最後のお給料をちゃんと貰うにはお店に対する不満を押しころして悪口を言わず最後まで働くのも退店時のひとつのパフォーマンスです。

今までお給料を貰い続けてきたのもお店

最後のお給料もお店から貰います

「辞めるキャスト全員にまともなお給料なんて払いたくない」

なんて考え方のお店は少ないです。

特定の人物にのみ給料カットするお店は多いです。

その日に言ってその日に退店してお給料を丸々貰ってるキャストもたくさん存在するのも事実です。それまでの在籍期間や売上や性格、全員違うのでお店はそこを区別するからです。

一緒のお店であっても他キャストの行動は参考にならないです。この記事の内容が基準となっているということを忘れないでください。

今回の記事は王道の一般的な退店の仕方です

変則的な辞めかたも何パターンかあります。

お店やキャストの状況によって変わってきます。

ただ王道の円満退店が理想的な辞めかたです。

紹介業者で入店した場合は事前に相談するのがいいです。

給料トラブルが発生した場合はお店との間に入り問題を解決します。

未経験の方や歴が浅い方は分からない事も多いと思うので深く考えずに相談してもらえれば簡潔に回答させていただきます。

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